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船橋・南三咲の住宅街にスイーツ店「たまごの発明」 プリンを主力に

店主の一條友樹さん

店主の一條友樹さん

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 新京成高根公団駅から徒歩4分の住宅街の一角に、プリンが主力のスイーツ店「たまごの発明」(船橋市南三咲4)がオープンして、7月1日で1カ月がたった 。

常時6~7種のスイーツを提供=船橋・南三咲の住宅街にスイーツ店「たまごの発明」

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 店主の一條友樹さんは船橋市出身。2011(平成23)年に東海大学卒業後、東京消防庁で約8年間、救急隊員として働いていたが、30歳で退職し、社長になる夢を追いかけることを決意した。

 「もともとスイーツが好きで、自分でよく作っていた」と話す一條さん。2019年にキッチンカーでクレープを売り始め、その様子をユーチューブで公開して人気を集めた。しかし、2020年にコロナ禍の影響で廃業。その後、キッチンカーの仲介事業「カケハシフードトラック」を立ち上げ、さらに2023年5月には「船橋テラスマーケット」を主催するなど、キッチンカーの活躍の場を広げるイベント開催にも取り組む。

 プリンを主力にした背景について、一條さんは「クレープは作るのに時間がかかる。すぐに提供できて、おいしいスイーツを考えた結果、プリンにした」と話す。地元・船橋の養鶏場から仕入れた新鮮な卵と北海道産の生クリームを使ったプリンは「一晩寝かせることでおいしさが増す」という。

 店頭には「濃厚たまごプリン」(360円)や、「特に高価」だという卵と脂肪分の高い生クリームを使った「発明プリン」(550円)、「たまごシフォンケーキ」(360円)など常時6~7種類のスイーツを並べる。「プリンは平日でも1日100個売れることがある」という。

 「オープン当初から、地元の人がよく来てくれる。特に孫のために買いに来るおばあちゃんが多い」と一條さん。「忙しすぎるのは嫌なので、地元の人がちょこちょこ来てくれるくらいがちょうどいい」とも。

 営業時間は11時~17時。日曜・月曜・火曜定休。テイクアウトのみ。

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