「焼き鳥・肉刺し『すみか』船橋店」（船橋市本町4）が6月24日、飲食店が立ち並ぶ山口横丁の一角にオープンした。

「お任せ5本盛り」＝船橋・山口横丁に居酒屋「すみか」　焼き鳥と肉刺しを主力に

　経営は千葉県内でさまざまな飲食店を展開する「テレマティックシステムズ」（千葉市中央区）で、同店は同社からの新ブランドとして、フランチャイズ1号店となる。

　店長は同社の廣田健さん。廣田さんは大手飲食チェーン店に10年間勤めた後、都内で飲食店を展開するベンチャー企業に転職し、焼き鳥店やイタリアンの店で経験を積んだ。半年前に同社に入社し、船橋市に初出店する同店の店長を任された。「お客さまの評価が分かりやすいのが飲食店。楽しくワイワイ働くのが好き」と廣田さん。

　店のコンセプトは「炭火を使った料理を気軽に落ち着いて楽しめる第二の家」。家庭では使う機会が少ない炭火を使って調理する。

　和モダンな雰囲気の店内には、カウンター席とさまざまなサイズのテーブル席、合わせて42席を備える。

　看板メニューの焼き鳥は一本ずつ店内で串打ちする。「すみかの黄金つくね」（363円）、「炭焼き枝豆」（418円）などが人気だという。「牛タン刺し」（979円）をはじめとする肉刺しは、真空低温調理で「柔らかくジューシーに仕上げている」という。店名の「すみか」にちなんで、「ブラックアヒージョ」（748円）などのイカスミやタコスミを使った「黒い」料理も提供する。

　廣田さんは「船橋にはいい店がたくさんあるが、おいしい焼き鳥や肉刺しが食べたい時には当店を選んでほしい」と呼びかける。

　営業時間は15時～23時30分。