Bリーグ2024-25シーズンにおける「千葉ジェッツふなばし」の開幕戦のパブリックビューイングが10月5日、イオンモール船橋(船橋市山手1)で行われた。主催は、今年4月に設立された船橋市プロスポーツ等連携推進委員会。
オーバータイムまで持ち込んだ試合展開に、会場は湧いた=イオンモール船橋で千葉ジェッツのパブリックビューイング
船橋市がプロ・企業スポーツチームなどと連携し、事業を通して街ににぎわいを創出し、同時にチーム応援の機運醸成を図ることを目的として設立された同委員会。本年度、同委員会が連携するスポーツチームは「千葉ジェッツふなばし」と「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」の2チーム。
同委員会の事務局を務める船橋市政策企画課の吉村さんは「ジェッツやスピアーズのチームを支えつつも、それを起爆剤として街にさまざまなにぎわいを創出できれば」と話す。
その活動の第1弾ちなるのが、今回のパブリックビューイング。当日は、イオンモール船橋1階「光の広場」に、大型スクリーンと観覧用の椅子を設置。併せて、会場の一角に、選手のサイン入りユニホームなどを展示したほか、小さな子ども向けの「バスケットシュート体験」コーナーも設けた。
用意した約30席は満席となり、白熱する試合展開に会場には人だかりができた。観客は静かに試合展開を見守り、3ポイントシュートが決まった瞬間は「おぉー!」という歓声とともに拍手が湧いた。
会場には、千葉ジェッツのユニホームを着てパブリックビューイングを目当てに訪れた人に姿も見られた。市内在住の岡本さんは「バスケが好きで、ジェッツも応援している。ららアリーナでの開幕戦チケットはファンクラブへの先行発売分でほぼ完売してしまい、自分はチケットが買えなかった。イオンモールは近所だし、家族みんなで観戦に来た」と話していた。
同委員会主催のパブリックビューイングは、注目度の高い試合のみ実施していく予定だという。