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船橋駅近くにクラフトビールの店「クラフトポート船橋」 

店主の吉川元仁さん(左)とスタッフ

店主の吉川元仁さん(左)とスタッフ

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 クラフトビールの店「CRAFT PORT FUNABASHI(クラフトポート船橋)」(船橋市本町1、TEL 070-9131-6220)が10月18日、船橋駅から徒歩5分の本町通り沿いにオープンした。

奥にはテーブル席のスペースも。カウンター席にも椅子を配置

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 店主は海神小学校出身の吉川元仁さん。吉川さんは、25年ほど前にカナダに一人旅をした時「地元で飲んだビールのおいしさに衝撃を受けた」と振り返る。その後、クラフトビールを飲むために全国各地を訪れ、「もともと料理も好きだったので、クラフトビールと料理を提供する店を持ちたい」と夢見るようになったという。

 昨年3月に長年勤めていた船橋市を退職し、自分の店を持つことを決意。その後の約1年間、料理と経営を学校で学び、開店に至った。店名のクラフトポートは「船が出航してまた帰港する船橋の港町にちなんで、仕事を終えて帰って来てホッと落ち着けるような、そんな場所にしたいと思い名付けた」と話す。

 店舗面積は約16坪。店内は木の長いカウンターがあり、天井も高く広々とした空間が特徴。カウンター12席とテーブル席14席を用意。オープンキッチンには、吉川さんがこだわったという20のタップが並ぶ。クラフトビールは、吉川さんが実際に飲んでおいしかった種類だけを提供。内容は日によって変更するが、当面は9種類を用意し、当日のラインアップはインスタグラムで紹介する。

 取材日は、北海道・忽布古丹の「epitta」(M880円、L1,280円)、長野・南信州ビールの「OKTOBERFEST」、香川・SETOUCHIBEERの「琥珀(こはく)珈琲(コーヒー)」(以上、同680円、同980円)などを結い。3種類を飲み比べられる「ビアフライト」(150ミリリットル×3杯、1,500円~)も用意。ソフトドリンクのクラフトコーラやクラフトジンジャーエール、クラフトレモネードは店内で作っている。

 料理は手作りにこだわり、「紫キャベツのザワークラフト」(580円)や「自家製瞬間燻製(くんせい)のポテトサラダ」(880円)などの前菜メニューのほか、アヒージョや「フィッシュアンドチップス」(680円)、「特製やわらかスペアリブ」(1,480円)、パスタ、ピザなど食事系のメニューもそろえる。平日17時までは前菜メニューのみ提供。

 「ビールが苦手という人のビールの概念を覆したい。好みに合わせて提供できるので、苦手な人ほど来てもらえればうれしい」と呼びかける。

 営業時間は13時~24時(土曜・日曜・祝日は12時~)。年内は無休。来年からは週1回の定休を予定。

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