40歳以上の社会人を対象とした船橋のサッカーチーム「FC船橋40」が11月2日~4日に静岡県藤枝市で行われた「JFA第12回全日本O-40 サッカー大会」で準優勝を果たした。
全国大会出場は今回で6度目の同チーム。6回大会では3位、9回大会では全国制覇と全国大会で着実に爪痕を残してきた。
決勝では西武台FC(埼玉県代表)と対戦。初日に1試合、2日目に2試合、最終日は準決勝を戦った後、決勝戦となった。
試合の序盤、互いに相手の出方を探るような展開でスタート。FC船橋40がコーナーキックを得てショートコーナーでゴールを狙ったがカウンターで反撃、先制点を奪われた。1点ビハインドで折り返した後半、相手に余裕をもってボールを支配され、細かい攻防でジリジリと押し込まれ追加点を許してしまい0-2で試合を終えた。
チーム代表兼監督の石原泰彦さんは「大会を通じてけがが相次いだ。1点ビハインドの前半にスコアを動かせなかったのが試合を大きく左右した」と敗因を分析する。
普段は千葉市幕張のZOZOパークや市内のグラスポ(藤原5)、タカスポ(高瀬町)で50歳以上の代表チーム「FC船橋50」と合同で練習する。練習日は週末だが、公式戦が入ることが多く、平日は各自でコンディション調整するなどしている。選手らは、平日は仕事があるため、仕事と家庭を調整しながら練習に励む。
一昨年の予選リーグ敗退の結果を経て、今期から40代前半の「若手」加入を促進し、入れ替えに努めて臨んだ今大会。引き続き若手の起用を含め、選手の入れ替えなども視野に入れ全国優勝を目指すという。