JR津田沼駅南口から徒歩3分の場所にあるフラダンス教室「ハラウ オ ケアラロゼラニ」(船橋市前原西2)のメンバーらが11月6日、フラダンスの世界大会で優勝したことを松戸徹市長に報告するため、船橋市役所を訪れた。
ハワイの指導者から伝統あるフラとハワイの文化を学んだKeikoさんが2006(平成18)年に開いた同教室。現在は3歳~70代までの約160人が通っている。
今回、同教室に通う小学5年生~中学1年生の11人が、3月に東京都調布市内で開催された全国大会「フラ・オニ・エJapan大会」のアウアナ部門(6~13歳)で優勝し、8月30日~9月1日にハワイ・オアフ島で開催された世界大会「フラ・オニ・エHawaii大会」に出場。昨年は2位の結果だったが、今年は地元ハワイやアメリカ本土のチームを抑えて初優勝を飾った。
Keikoさんは「大会前にフォーメーションを変えたりしたが、みんな前向きに取り組んでくれた。チームみんな仲が良くてにぎやかすぎるくらいだが、ステージに立つと堂々として素晴らしかった。子どもらしいステージだったことも評価されたと思う」と振り返った。
近藤ゆららさん(習志野市立第二中1年)は、「1位で名前を呼ばれたときは、みんなでステージに向かって猛ダッシュした」と笑顔で話した。福尾小遥さん(前原中1年)は、「フォーメーションで三角や谷を作ったりするのが好き」とフラダンスの魅力を話す。
松戸市長は「世界一になるのは素晴らしい。フラダンスの意味や歴史を学んでいると思うが、それぞれの地域の文化を学んで知ることはとても大事なこと。学校や学年も違う皆さんがチームとして結果を残したのはとてもすごいし、大きな財産になったのでは。これからの活躍も期待している」とエールを送った。