
ホテルフローラ船橋(船橋市本町7)1階のレストラン「プルメリア」が7月1日、ディナー営業を始める。
2022年9月のオープン以来、朝食とランチの提供のみ続けてきた同店。料理長の戸村健一さんによると、「宿泊客からホテル内で夕食を済ませたいといった要望が多く寄せられていたことがきっかけで、今回、夜営業に踏み切った」と話す。
ディナーメニューは、肉または魚から選べるメイン料理に、ご飯、みそ汁、フライ、サラダ、刺し身が付く和洋折衷のお膳スタイル。みそ汁とご飯はセルフサービスで、お代わり自由。
魚は船橋市地方卸売市場から仕入れるカンパチのカマを使った塩焼きなどを予定し、いずれも「鮮度と脂ののりにこだわる」と戸村さん。「魚の脂のバランスが良く、臭みも少ない。いい食材なら、シンプルな調理で勝負できる」という。
店内は4人がけテーブルを中心に38席を用意。これまでの客層は、平日は60~70代の落ち着いた世代が中心で、週末はファミリー層の来店も多いという。
戸村さんは専門学校卒業後、20歳で洋食の道へ。新浦安のホテルなどで経験を重ね、宴会料理を得意とする。「帰宅前にフラッと立ち寄れるような、地域に根付いた場所になれれば」と意気込む。
価格は3,750円(宿泊客は3,300円)。ディナーの営業時間は17時~21時。