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船橋競馬場で7年ぶりの「ふれあい広場」 騎手のチャリティーオークションも

騎手たちによるチャリティーオークション

騎手たちによるチャリティーオークション

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 船橋競馬場(船橋市若松1)で10月12日、「船橋競馬場ふれあい広場」が7年ぶりに開催され、競馬ファンや小さい子どもを連れた家族などでにぎわった。

オープン直後からにぎわっていた会場

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 同イベントは千葉県競馬組合が主催するイベントで、地域住民や競馬ファンへの地域還元と、競馬場への理解をより一層深めてもらおうと開催していたが、2017(平成29)年以降は開催を見送っていた。今年は7年ぶりの開催となった。

 開門と同時に、実際にレースで使用されたゼッケンを1枚500円で購入できる「チャリティーゼッケンバザー」へ向かい、目当ての商品を手に入れる競馬ファンの姿が見られたほか、ジョッキーも参加する「ミニ運動会」への先着申し込みに列を作る光景も見られた。

 チャリティーオークションでは、船橋ケイバ所属ジョッキー・川島正太郎騎手、張田昇騎手、本田正重騎手、元橋孝太騎手らの勝負服などが出品され、ステージ上で騎手が商品を紹介すると、参加者は挙手で金額を伝える形で次々と競り落とされた。

 会場内にはさまざまなブースが設けられ、同競馬場で競走馬の世話などをする厩務(きゅうむ)員らもブースを出店。「蹄鉄(ていてつ)輪投げ」などのミニゲームコーナーを展開した。

 出店ブースの半分以上は千葉県畜産協会のブースで、千葉県酪農農業協同組合、千葉県養蜂協会、房総ポーク販売推進協議会、千葉県卵業協会のブースでは、県内の養蜂家や養鶏所などが出店ブースも構えた。

 県の農場HACCAP認証農場を紹介するブースには船橋市から2園が出店し、「奈良養鶏園」(馬込町)は卵を、「皆川牧場」(鈴身町)は同園で搾取した牛乳を使って作るチーズを。それぞれ販売した。

 ゼッケンバザー、騎手や調教師のオリジナルグッズ販売、厩務員のゲームコーナーの売り上げは金沢競馬場の復興事業に充てられるほか、チャリティーオークションの売上金と前出の売上金は福祉事業に寄付される。

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