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船橋大神宮近くに「だし料理」の店「なごやすみ」 夫婦が自宅で開業

厨房担当の鳥光隆真さんとこのみさん夫婦

厨房担当の鳥光隆真さんとこのみさん夫婦

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 だし料理とデザートを提供する店「なごやすみ」(船橋市宮本5、TEL 050-1293-2926)が10月16日、船橋大神宮近くの住宅街にオープンした。

山形・米沢のだし調味料「あじまるひら」を使ったしょうが焼き

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 店舗は自宅1階部分を店舗用に改装し、鳥光隆真さん・このみさん夫婦で切り盛りする。10坪ほどの店内には、カウンター5席とテーブル14席の計19席を用意。

 木材を生かした温かな内装とシックな壁紙が特徴の和モダンテイストで統一。テーブルと椅子は、かつて同所に立っていた家の大黒柱や梁(はり)を再利用して製作した。

 店内には、日本舞踊をたしなんでいたという親族が使っていた和服の帯を装飾にあしらうなど、家族の歴史を感じさせる空間になっている。

 メニューは、看板の「肉吸い」を中心に、豚のしょうが焼きや西京焼きなどの定食、一品料理をそろえる。「肉吸い」は大阪の郷土料理を参考にしただしの利いたスープで、うどん入りとご飯付きのセットから選べる。デザートには自家製のチーズケーキやクリームブリュレ、フレンチトーストなどを用意。アルコール類は焼酎やビールなど幅広くそろえる。

 昼はランチ、午後はカフェ、夜は一品料理と酒を楽しめる構成。貸し切りにも対応し、寺町の宮本地域という場所柄、法事や地域の集まりなどの利用を想定しているという。

 鳥光さん夫婦が5歳の子育中であることもあり、「家族連れでも行きやすい価格帯とメニュー構成、雰囲気や店内レイアウトを心がけている」という。「いつ来てもゆっくり過ごせる場所を目指している」と鳥光さん夫婦。

 店主でキッチン担当の隆真さんは「ひっそりと、でも長く愛される店にしたい。地域の方が気軽に寄れる『和やかな休み処』になれれば」と意気込みを見せる。

 営業時間は11時~23時、火曜定休。

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