陸上自衛隊習志野駐屯地(船橋市薬円台3、TEL 047-466-2141)に本拠地を構える国内唯一の空挺(くうてい)部隊「第一空挺団」が1月13日、習志野演習場で「降下訓練始め」を行った。
降下訓練始めは、1969(昭和44)年から、1年間の降下訓練安全を祈る「開傘祈願祭」として部隊内で行われていたものを1974(昭和49)年から一般公開するようになった。現在は、年頭行事として防衛大臣を迎え、広く一般市民が参加するようになっており同駐屯地の3大イベントとして重要な位置を占めている。
本年度の訓練には多数の輸送機・航空機が参加。侵入した敵対勢力を排除するシナリオで展開された。ヘリコプターによる偵察や、兵員や機材の投入、火力支援なども観客の目前で行われ、あまりの迫力に感嘆のため息が上がった。