芝山・飯山満地区で小学生を対象としたキャリア教育事業「芝山コヂカラ」が発足、5月25日に行われる芝山団地商店会(船橋市芝山3)主催の「100円商店街」で駄菓子屋出店の準備を進めている。
準備団体では「どんな駄菓子屋にするか」を思い思いに提案する(関連画像)
同企画は、子どもたちが実社会に近い形で「働く」ことを体験し、生きたキャリア教育を通じて社会に役立っているという実感を持ち、「夢を実現する力」や「自主的に行動する力」を身に付けてもらおうとするもので、NPOコヂカラニッポン船橋地区が主催する。
実際に市場で商品を仕入れ、販売計画なども立案する。それぞれに役割を決め、実社会さながらに販売活動を行うことで、利益を生み出そうという取り組みだ。
販売計画は、計画を立てた後に実行し、検証し、改善するという流れで、販売行為を通じて得た利益はその分配方法を皆で考えるところまで行う。
会議は毎月1回程度開催し、販売については同商店会が4カ月に一度の割合で開催している「100円商店街」の場を活用する。小学校4年~6年生を対象に20人上限で募集をかける。今回は企画趣旨に賛同して集まった5人が参加する。
現在も追加で参加希望者を募集中で、企画に参加する場合は入会金600円と、活動費として毎月1,000円が必要。
「子育てしている母親の立場からこの企画に興味を持った。今後はますますキャリア教育の必要性が認識されてくると思われる」と、実行委員長の中原さんは企画にかける意気込みを語る。
問い合せは、コヂカラニッポン船橋地区担当・中原さん(TEL 090-9323-8988)まで。