「笑顔で働きたいママのフェスタ in 千葉」が6月28日、ビビット南船橋(船橋市浜町2,TEL047-495-1515)で行われ、2300人の親子連れが訪れ、終日にぎわいを見せた。
パパの立場から子育てを語るイクメンのパネルディスカッションも行われた(関連画像)
さまざまな働き方を提案することで、子育て中の母親たちを応援することを目的とした同イベント。昨年に引き続き、船橋では2度目の開催となる。「ココット」(さいたま市)が主催。本年度は全国12カ所の会場で同様のイベントを実施予定で、それぞれの地元ママ団体が主催者として活躍する。この日の「船橋会」は、船橋のママ団体が実行委員会を組織し開催。
1階と2階の会場には、自宅でサロンを開いたり講師として活躍したりするママたちやプチ起業家をはじめ、協賛企業など44ブースが出展。各ブースでは、趣向を凝らしたワークショップや体験スペースなどが用意された。
この日、会場を訪れた2児の母親は、「子育てしながらも、頑張っているママがたくさんいるということが分かった」と語った。
中央のステージでは、さまざまな団体が日頃の活動成果を披露。シンガー・ソングライターのサカノウエヨースケさんによる特別ライブをはじめ、ママたちのダンスに、ママゴスペルや子どもたちと一緒に楽器演奏を行った市民楽団などが登場し、会場を盛り上げた。
パネルディスカッションでは、「ママが自然体で働ける社会づくり」をテーマに、実行委員がパネラーとなり、育児との両立や活動を始めたきっかけなどを紹介。
それぞれの働き方に真剣に耳を傾ける来場者の姿も見られた。また今年は、育児にも積極的なイクメン5人が登壇し、パパの立場から家庭での子育てを紹介するなど、働くママたちにエールを送った。
後半は、子育てを大切にしながら、夢に向かって輝く女性を選出する「パワーウーマンコンテスト」を開催。ウェブ投票で選ばれた5人の候補者が壇上に立ち、3分間のプレゼンを行うなどして会場を沸かせた。
「いろいろなブースやステージを楽しみながら、『自分のなりたいママ像』を見つけてもらえたら」と、実行委員長の村田さん。またココット代表の宮本さんは、「パパとママが一緒に協力し合えると社会は変えられる。今回のイベントがそうしたことを考えるきっかけの一つになってほしい」と、フェスタにかける思いを語った。