![市川市文学ミュージアムの会場](https://images.keizai.biz/funabashi_keizai/headline/1386558388_photo.jpg)
市川市文学ミュージアム(市川市鬼高1、TEL 047-320-3334)で現在、「水木洋子展」と「水木洋子テレビドラマ上映会」が同時開催されている。
水木洋子は1910(明治43)年東京生まれ。舞台から始まり、ラジオ、映画、テレビの脚本を手掛け、晩年は70代中ごろまで仕事をした。1947(昭和22)年から亡くなる2003年まで市川市八幡で暮らし、本人の希望により没後一切の財産は市川市に寄贈された。
文学ミュージアムは前身の文学プラザと映像文化センターを統合し今年7月20日にオープン。映画やテレビドラマの脚本家として知られる水木洋子の企画展は文学プラザでも開催されていたが、文学ミュージアム開館を記念してより拡大した内容での展示となった。
水木洋子展は前期と後期で展示替えを行う。両期出品するものはページ替えをし、トータル143点の資料を展示する。
テレビドラマ上映会の上映作品は、A番組=「ザ・ネットワーク 女が職場を去る日」「東芝日曜劇場 こぎとゆかり」「テレビドラマ なぎ」が、B番組=「ドラマ 出会い」「東芝日曜劇場 灯の橋」「東芝日曜劇場 五月の肌着」「竜馬がゆく」をラインアップ。
母親と一緒に暮らしていた家は保存され、毎月第2、第4土曜・日曜に一般公開している(1月・2月・9月を除く)。2004年には市川市の名誉市民にも選ばれている。
開館時間は10時~19時(土曜・日曜・祝日10時~18時)。月曜休館。入館料は一般300円ほか。「水木洋子展」は3月2日まで。
テレビドラマ上映会は月4日間(12月のみ3日間)で2014年2月まで全15日間行う。