新京成電鉄が12月16日、初富駅にちなんだ企画乗車券「初富駅開運記念券」の販売を1000セット限定で始めた。
記念乗車券は、新年の訪れを意味する「初」と豊かな財産を意味する「富」という縁起の良い2文字を使った駅であることから企画。駅名だけでなく、購入客に「ご利益」があるようにと、道野辺八幡宮(鎌ヶ谷市道野辺中央5)で1000セット全てを清めた。
乗車券は「のし袋」をイメージした封筒に入れ、台紙の裏面には初富駅スタンプを押印できるようにデザイン。利用区間は、松戸駅から250円区間のものと、京成津田沼駅から小児130円区間、初富駅から京成津田沼駅までの210円区間、初富駅から松戸駅までの210円区間の4枚セット。価格は800円。
初富駅は、1949(昭和24)年に「鎌ヶ谷初富駅」として営業を開始。1955(昭和30)年に駅を現在の場所に移転、「初富駅」に駅名を変更した。同駅の乗降客数は同電鉄の全駅中2番目に少ないという。