船橋市男女共同参画センター(船橋市宮本2)で4月8日、「シニア世代のiPad活用大会」が開かれ約50人が集まった。
主催はシニア・システム協議会とシニアICTクラブ。両団体は、高齢期の安心体制づくりをテーマに活動する市民団体。シニアICTクラブ船橋はシニア・システム協議会顧問の曽根清次さんの協力の下、昨年立ち上げられた。共にシニア世代のタブレット活用促進の勉強会を開いている。
今回は13人のシニア世代のiPad活用者が、それぞれの使い方をプレゼンテーションし、それを指導・講師陣が評価、表彰した。iPadの購入を検討している人や、購入して3カ月の人、仕事や趣味で活用している人など、職種や目的が多岐にわたる人を対象に活用方法について、1人1分30秒から4分30秒という時間枠の中でプレゼンを行った。
「50代からのiPad」の著者で、講師として参加した馬場寿美さんは「視覚が弱い人や目が見えにくい人など、高齢者にこそiPadが最適」と話す。
プレゼンでは、iPadを使ったLINEやカラオケ機能の使い方、実際の仕事や生活で役立つものなど初心者から楽しめるiPadの魅力を伝えた。
シニア・システム協議会は「フェイスブック」「ツイッター」「ミクシィ」などのSNSをiPadで使う方法を毎週火曜日13時30分からフェイスビル5階の市民活動サポートセンターで指導。初心者同士での助け合いや教え合いにより、高齢者のタブレット使用の普及促進を図っている。