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船橋市民文化ホールで0歳からの「こどもオペラ」-歌と踊りを楽しむ1時間

ステージ上で生演奏によるオペラが披露された

ステージ上で生演奏によるオペラが披露された

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 船橋市民文化ホール(船橋市本町2、TEL047-434-5555)で6月21日、「親子で楽しむクラシック名曲コンサート こどもオペラ 『ヘンゼルとグレーテル』」が行われた。

小さい子連れファミリーで満席の会場(関連画像)

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 0歳児から入場できる同コンサートには当日、乳幼児連れの家族が多数来場した。公演は午前と午後の2公演で、チケットは両公演ともに完売だった。

 同ホール館長の相川健一さんは「公演前日までお問い合わせをたくさんいだたいた。チケットも完売し、0歳からお楽しみいただけるこうした企画への需要の高さを感じている」と手応えをつかんだ様子。

 公演時間は各回約65分。オペラ「ヘンゼルとグレーテル」からは「踊りましょうよ!」「ホークス、ポークス、魔法だぞ!」「お菓子のワルツ」などが日本語で歌われたほか、子どもたちになじみのある「ぞうさん」「アイアイ」といった童謡も披露された。

 手遊び歌「おにのパンツ」「あたまかたひざポン」「お弁当箱の歌」などが歌われると子どもたちも一緒に手遊びをし、舞台上のヘンゼルとグレーテルの踊りをまねて、座席付近で踊る子どもの姿も見られた。

 同公演で最も重要なヘンゼルにかけられた魔法を解くシーンでは、魔法の呪文を教えてくれたのが特別出演の「ふなっしー」の小さな人形。突然のサプライズに会場は大きな笑いでつつまれた。

 音楽はピアノ、バイオリン、オーボエ、ホルンによる生演奏。本格的なオペラの場合はステージ下で演奏されるが、同公演では常にステージ上での演奏。各楽器の紹介や楽器クイズも行われ、子どもたちは普段あまり見ることのできない楽器に興味を示した。ヘンゼル役は松本やすこさん、グレーテル役は田中美音(みね)さん、パパゲーノ&魔女役は上原正敏さんが演じた。

 松本やすこさんは「親子でオペラに楽しむ会」を主宰しており、台本から製作したオペラ公演のほか、千葉県文化振興財団主催事業「親子de オペラ鑑賞デビュー」の製作依頼を受け、さまざまな公演を成功させている。船橋市塚田地区のママ友で結成されている「ゴスペル・マムズ」の講師も務めている。

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