船橋市が本年度ふるさと納税寄付者に対して贈っているオリジナルデザインの「ふなっしークリアファイル」が好調で、これまでの年間最高寄付額を1カ月で上回る寄付が集まっている。
裏面は観光スポットや梨などの産地が示されている (関連画像)
同市では、ふるさと納税導入からこれまで6年間の過去最高額が233万円だったが、本年度は特典制度を導入した6月2日の受け付けからわずか1カ月間で約439万円が集まった。
同市ではふるさと納税の導入に当たって今期、「ふなっしー」の「公認」を得て、船橋産品ブランドのPRキャラクター「船えもん」と「ふなっしー」が手をつないでいるデザインのオリジナルクリアファイルを制作。5,000円以上の寄付者に贈る取り組みを始めた。
クリアファイルのほか、5,000円以上の寄付者には船橋市の推奨する産品ブランドなど13品から1品を、3万円以上の場合は3品を贈っている。
特典導入からおよそ1カ月で336件、439万2,001円が寄せられ、過去最高だった2012年度の年間合計233万円を超えた。昨年は5件16万3,000円の寄付で、過去6年間の累計でも584万6,000円だったという。市では本年度500万円の寄付額を目標に掲げているが、軽く目標額を超える勢いだという。
「ふなっしーにもう一回感謝状を贈らなければ」と松戸徹船橋市長も喜びを表した。