カラオケボックス「U-STYLE津田沼店」(習志野市津田沼1)に11月、劇場アニメ「ヱヴァンゲリオン新劇場版」の世界観をテーマとしたフロアが登場した。
著作権を管理するグラウンドワークス(東京都杉並区)の監修の下、「ヱヴァンゲリオンのテーマパーク」をコンセプトにゼンリンプロモ(東京都千代田区)が空間をプロデュース。劇中では、ヱヴァンゲリオンを複数保有する「特務機関ネルフ」には世界各国に支部があるとされているが、同店全51室のうち5階フロア7室を「ネルフ津田沼支部」と位置付け、ヱヴァ関連の演出を施した。
ヱヴァルームは、劇中のキャラクター「綾波レイ」「式波・アスカ・ラングレー」「碇シンジ」「真希波・マリ・イラストリアス」「渚カヲル」「碇ゲンドウ&ゼーレ」をそれぞれコンセプトに設定した部屋6室と、ヱヴァンゲリオンの世界観をテーマにしたパーティールーム1室。
各部屋の内装に加え、展示物や店舗スタッフの制服まで「ヱヴァンゲリオン新劇場版」の世界観で統一。各部屋に、ルーム使用可能時間を表示する「活動限界タイマー」を設置し、ファンの心をくすぐる。エントランスには2メートルを超える初号機を展示するほか物販コーナーも設ける。
同店スタッフの仁尾さんによれば、「綾波レイ」「式波・アスカ・ラングレー」「渚カヲル」のキャラクターの部屋が「一番人気」で、「待ってでも好きなキャラクターの部屋を使いたい利用客も少なくない」。栃木や埼玉などの遠方からの来店もあるという。
メニューでも、劇中のキャラクターをイメージしたオリジナルメニューを展開。「アスカのピザ」( 3~4人前、1,490円)や「使徒パンケーキ」(590円)などのフードメニュー14種、綾波レイやアスカなどのキャラクターをイメージして作ったドリンクメニュー8種類を用意。「人気」メニューは、「初号機のパフェ」(690円)、カクテル「EVA初号機」(690円、アルコール入りは790円)。
ヱヴァルームの利用客にはルーム内での記念撮影サービスも行っているほか、ネルフ特別入館証(入会費500円)も発行。室料や物販などの割引やイベント情報も配信する。
営業時間は11時~翌6時。