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船橋本町に焼き鳥店「大富」 自称「鶏オタク」が地元で開業

店主の富本大介さん

店主の富本大介さん

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 船橋市役所入口交差点そばに11月7日、焼き鳥専門店「大富」(船橋本町2、TEL 047-431-7798)がオープンした。

店内の様子

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 店主の富本大介さんは習志野市出身。19歳のころから9年間、都内の居酒屋や焼き鳥店に勤め、そのころから焼き鳥の調理に携わってきたという。30歳で千葉に戻り、JR船橋駅そばにある山口横丁の「本町 轟」(本町4)で4年間、焼き鳥の調理場を任されてきた。

 店舗面積は約7坪。カウンター8席。富本さんの祖父は沖縄県西表島の開拓者だったため、店名の由来もその西表島の部落の名前「大富」と、自身の名前「富本」の「富」が重なることから名付けたという。「前々から地元で店を開きたいという夢があった。開拓者だった祖父のように一から作り上げるという気持ちも込めている」と富本さん。

 同店で提供する鶏は、千葉県佐原産「水郷赤鶏」と秋田県大館産「比内地鶏」の2種類。毎日新鮮な地鶏を、内臓を抜いた中ヌキの状態で丸ごと1羽仕入れている。

 メニューは、「水郷赤鶏」を中心とした「おまかせ」(5本1,450円、7本1,950円、10本2,700円)のほか、追加串(280円~)として「かしわ」「せせり」「ねぎみ」「かわ」「はらみ」「野菜」などを用意。富本さんは「お客さんの要望を聞きながら、その時に一番おいしい焼き鳥を提供したい」と話す。

 ドリンクは、市内に店を構える「酒のはしもと」(習志野台4)から日本酒約10種類を仕入れるほか、泡盛や焼酎、瓶ビールなど20~30種類をそろえる。

 「若いころから鶏に関わっていたので鶏オタクになった。鶏のことなら何でも聞いてほしい。これを機に千葉県一うまい焼き鳥店を目指す」と富本さん。

 営業時間は17時~23時。

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