船橋市民文化ホール(船橋市本町2)で2月14日、市民楽団の「KATZE Wind Orchestra」が単独公演を行った。
KATZE Wind Orchestraのメンバー(関連画像)
同コンサートは、昨年10月26日に行われた音楽イベント「ふなばしミュージックストリート」に参加した102組のアーティストの中から、グランプリを受賞したチームの特典として実施されたもの。
グランプリに輝いた同楽団は、市内の習志野台第一小学校と海神中学校吹奏楽部の卒業生が中心になり、2014年5月に結成。代表者は、海神中学校吹奏楽部元顧問の河野千尋さん。
「ふなばしミュージックストリートは、多くの皆さんに音楽のまち・船橋を知ってもらい、音楽を通して街を一つにしたいという思いで始めた。音楽関係以外の人もボランティアスタッフとして活躍し、新たな街づくりの可能性を感じた。今日の演奏もぜひ楽しんでほしい」と松戸徹船橋市長。
公演は、段ボールやフライパン、ボウルやバケツなど身近なものを楽器として使った演奏でスタート。満員の会場内から笑いと感嘆の声があがった。曲目は、「ディズニー・ファンティリュージョン」や「宇宙戦艦ヤマト」「エル・クンバンチェロ」などアンコール含め全13曲。
メンバーで習志野台第一小学校、坪井小学校の5年生女子たちは「ユーフォニュウムとクラリネットを弾いた。緊張したけれど、楽しかった」と笑顔で話した。
同楽団の初となる定期演奏会「KATZE Wind Orchestra第1回定期演奏会」は3月31日、松戸市森のホール 21(松戸市千駄堀)で行われる予定。