船橋市の人口が2015年3月1日時点で62万52人だった。同市が3月2日、発表した。
同市は1937(昭和12)年市制施行。当時は人口4万2981人、面積40.29平方キロメートルだった。国内21番目の人口規模を誇る都市で、政令指定都市を除くと国内では人口が最も多い。全国的には人口減少が叫ばれている中にあって、転入超過が主な原因となって現在も微増を続けている。
船橋市が実施した「平成26年度市民意識調査」の結果では、回答者の83.6%が「住み続けたい」と回答しているという。住みやすい理由として68.8%と最も多かったのは、「鉄道など交通機関が発達しており、通勤通学に便利だから」という回答。
船橋市の最も好きなところの項目では、1位「ふなばしアンデルセン公園」、2位「ららぽーと」、3位「海老川ジョギングロード」、4位「船橋駅周辺」、5位「船橋大神宮」が支持されている。
一方、今後10年の間に75歳以上の市民が大幅に増加することが予想されており、高齢化問題が深刻化している。市の人口が50万人に達したのは1983(昭和58)年、60万人を超えたのが2009年だった。
今後、同市は2035年ごろまで緩やかに人口増加を続けていき、最大で67万人程度まで増えると見込んでいる。