東武百貨店船橋店（船橋市本町7、TEL 047-424-3915）で3月12日から、三番瀬の風景をデザインした「三番瀬タオルハンカチ」の販売が始まる。

「三番瀬タオルハンカチ」朝焼けのピンク（関連画像）

　タオルデザインには三番瀬に映える富士山やノリ養殖の支柱、コアジサシを盛り込み、朝焼けのピンク、青空のブルー、夕焼けのオレンジの3種類を用意。船橋を代表する三番瀬の一日を表現している。

　「卒業や転勤などで別れが多い時期なので、船橋を思い出してもらえるような品をということで、三番瀬を表現した長く使ってもらえるタオルを制作した」と話すのは、東武百貨店婦人雑貨バイヤーの及川枝美さん。

　プリント技法を使わず、織物の表裏に同じ絵柄が現れるドイツ由来の製法「シェニール織り」で作成した。織り上げた織物を一度切断し、モール状の糸にして、柄を合わせながら再度織り上げる技法。織り上がった生地を蒸し、乾燥させ、シャーリングという表面の毛並みをそろえ、けば立たせるなどの加工を施している。

　糸抜けがなく耐久性が高い上、温かみのある風合いが特徴。通常は15色程度の配色になるが、今回は3種類で19色を使用した。

　制作は、独自に進化したシェニール技術で仕上げたハンカチや小物などを東武百貨店で販売している「シーエスワールド」（東京都豊島区）。「シェニール織りは縦のラインがふぞろいになりがちだが、それが絵画的風合いを醸している」と話すのは、シーエスワールドの高橋秀明社長。

　サイズは23センチ四方。価格は1枚2,160円。各種100枚全300枚限定。