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西武船橋店で東日本大震災被災者黙とう-今後も災害対策強化図る

館内では14時45分から黙とうを行った

館内では14時45分から黙とうを行った

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 西武船橋店(船橋市本町1)で3月11日、東日本大震災被災者を追悼し黙とうがささげられた。

西武百貨店外観(関連画像)

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 同店では毎年、東日本大地震が発生した同日14時46分に全員で黙とうをささげている。今年も同時刻に館内アナウンスが流れ、黙とうの間、館内は静まり返り被災者へ祈りがささげられた。

 来店客の一人は「4年前仙台にいたので、震災を思い出した。まだまだ復興していない地域もあるので心が痛い。いつまでも皆さまが思い出してくれることを祈った」と話す。

 同店では昨年、船橋市、船橋駅、船橋市民と合同で帰宅困難者対策訓練を行うなど、災害対策の確認・強化を行っている。今後は火災訓練、地震訓練に加えて、津波を想定した訓練も行う予定という。

 店長の佐藤晋さんは「大震災の教訓を忘れず災害の知識を養うため、災害対策訓練を重ねている。備えることで実際の災害発生時に人員の安全を守りたい」と話す。

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