船橋競馬場駅近くに3月13日、イタリアンレストランバー「結飯（ユイハン）」（船橋市浜町1、TEL 047-435-0808）がオープンした。

結飯の外観（関連画像）

　店長は高校を卒業してすし職人として3年間修業し、イタリアンの世界でさらに13年の経験を積んだ間島宏之さん（35）。

　昨夏、長年勤めたレストランを退職し、気分転換に御宿の海の家で働いていた際に津田沼の不動産会社を経営する現オーナーと出会った。

　かねて飲食業を手掛けたいと考えていたオーナーが、「理想の飲食店を作ってみないか」と間島さんに呼び掛けことが同店を開くきっかけとなったという。

　コンセプトのベースは、2人が出会った海の家。常連客も新顔も店の魅力で旧知の仲間のようになる店を目指しているという。「夏しか営業しないのに何十年も通い続ける常連さんがいる。ご飯もやたらおいしくて、接客も気持ちよかった」と、間島さん。

　店舗面積は19坪。店内はダークグレーを基調にした落ち着いたトーンに仕上げ、くつろげる雰囲気を演出する。席数は30席。

　料理の素材は船橋産の食材を中心に使用している。「どうしても無い場合は千葉県産のもの。地元のものをおいしく食べてほしい」と間島さん。

　ランチタイムには、季節のパスタ（1,200円）、本日のピッツア（1,400円）、牛すね肉の赤ワイン煮込み（1,600円）の3種を提供。牛すね肉の赤ワイン煮込みは、箸でもほぐせるほど赤ワインでトロトロに煮込んだ牛肉と、よく煮込まれた刻み野菜が絶妙の一番人気メニューだという。

　ドリンクはコーヒー、紅茶、ジュース3種から選べ、「ワインの製法で作ったブドウジュース」が自慢の一品だという。ランチセットには、ドリンクのほか、ボリューム感のあるサラダに元パティシエの石丸祐三さん（40）が担当するデザートも付く。今後、カフェタイムにスイーツセットの提供も検討している。

　営業時間は、11時～15時、17時～24時。水曜定休。