船橋市内の桜の名所の一つとして知られる海老川ジョギングロード（船橋市夏見5）で3月27日、桜並木のライトアップが始まった。

3月31日の海老川沿いの桜の様子（関連画像）

　海老川ジョギングロードは、大規模ライトアップされる花見スポットの一つ。範囲は船橋駅から徒歩約12分の海老川に架かる富士見橋から上流に向かって八栄橋までの約1キロ。海老川の両岸には約500本のヤエザクラやソメイヨシノが立ち並んでいる。

　3月27日現在、桜はまだ開花していないが、つぼみが膨らみ、うっすらと色付き始めている。遠くから見た桜並木はすでにピンクに色付き、開花を楽しみに桜の様子を見に訪れる人も多い。

　川沿いには模擬店も並ぶ。この場所で花見シーズンに出店して10年以上になるという女性は「毎日、桜のつぼみの色が変わっていくのが楽しみ。夜は仕事帰りなどにフラッと桜の様子を見に来た人が立ち寄ってくれる」と話す。

　市のホームページでは、同エリアの桜の開花状況案内を開始。更新は、葉桜になるころまでの月曜・水曜・金曜。ピックアップ情報で確認できる。駐車場がないため、市では公共の交通手段の利用を呼び掛けている。

　点灯時間は17時30分～22時。4月12日まで。