船橋市と八千代市の市境に近い坪井町の安養寺(船橋市坪井町)で5月2日、タケノコ掘りが行われた。
タケノコ掘りは、船橋東ロータリークラブの懇親会としてメンバーの所有する山林で毎年行われている。最初はメンバーだけで行っていたが、回を重ねるごとに地元住民の参加も増えたという。
この日は、ボーイスカウト船橋12団の子どもたちと、市内で子育てをする母親、市内前原の高齢者施設の「宝珠」利用者、近隣町会の人々など約100人が参加した。
ボーイスカウトメンバーは、消費期限が迫っている災害備蓄用のアルファ米を使用する目的も兼ねてタケノコ掘りに参加した。
参加者は、地上に頭を出したタケノコを見付けると「あったー」「すごい!大きい!」などと歓声を上げながらスコップなどを駆使して掘り出した。初めて参加したという3歳の女の子は、「タケノコが大きくてびっくりした。食べるのが楽しみ」と笑顔を見せた。ボーイスカウトとして参加した女の子は生のタケノコを食べて、「ちょっと苦いけどおいしい」と感想を話した。
同ロータリークラブの山崎新一さんは、「子どもたちにタケノコ掘りを体験させてあげたかった。天気も良かったので開催できて本当に良かった」と話した。