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「船橋のなし」がひび割れ 梅雨の長雨響く、ふなっしーも「心痛い」

市全体で、5~10パーセントの梨に影響が

市全体で、5~10パーセントの梨に影響が

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 船橋市のご当地キャラクターふなっしーの影響で全国的に注目されている梨の産地の船橋市で、収穫に向けて生育している梨の一部にひび割れが見られているということ、が梨農家の一人が上げたフェイスブックページの情報で明らかになった。

ひび割れのない順調に生育している「船橋のなし」

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 梨は例年、8月上旬から盆にかけて出荷のピークを迎える。梅雨のこの時期に十分な雨量を受け、梅雨明けから太陽の光を浴びて一気に生育、甘みを増していく。しかし、今年の梅雨が例年以上に長雨続きになっているため、梨の生育に不安が見られているという。

 市内の梨農家は「今年は5月~6月の肥大が例年の110パーセントを上回っていたが、さらに肥大が進む6月下旬から長雨が続いたため、育ちすぎて表皮が割れてしまった」と原因を話す。

 現在のところ近隣市の梨も同様の生育状況だという。実際にひび割れが見られる梨は全体の5~10パーセント程度。「昨年よりも多めに作付けしている梨農家が多いため、これから梅雨が明けて日照時間が十分に確保できれば、前年程度には確保できる可能性もある」と、船橋市場の関係者は展望を話す。

 こうした船橋の梨の写真を見て、梨の妖精ふなっしーは、「きょうだいたちがかわいそうなことになっているなっしな。心が痛いなっし」と悲しそうな表情を見せている。

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