船橋の宮本公民館(船橋市宮本6、TEL 047-424-9840)内のみやもと三百人劇場で8月7日、フランス人形劇「K-re(カレ)の旅」の公演が行われる。主催は、船橋で世界の人形劇を観(み)る会実行委員会。
プロジェクションマッピングを融合した人形劇「K-re(カレ)の旅」の一幕
「K-re(カレ)の旅」は、フランスの劇団テアトル・ポールドゥ-マンによるプロジェクションマッピングを融合した人形劇。人形素材に紙や木材、ブリキの針金などを用い、色彩豊かな映像を合わせ独自の世界観を生み出し、世界最大での人形劇の祭典「シャルルビル・メジェール国際人形劇フェスティバル」でも絶賛されたという。
舞台はフランス語で繰り広げられるが、日本語の同時解説がつく。「テレビとは違う生の舞台を味わってほしい。小さなお子さまにもこの不思議な世界を楽しんでもらえれば」と話すのは、同会実行委員長で船橋を中心に活動する人形劇団「MあんどB」代表の佐藤澄子さん。
「質の高い人形劇を低価格で提供」とスローガンを掲げ、人形劇公演の企画と開催を行っている同会。毎回目当ての劇団の日本公演スケジュールを調べ、帰国前に船橋で公演してもらえるよう交渉している。
「船橋の子どもたちに素晴らしい人形劇を見せてあげたいと、熱意を持ちお願いしている。船橋は成田空港が近いこともあり、公演を引き受けてくださる劇団も多い」と佐藤さん。
公演ごとに毎回有志で実行委員会を立ち上げ、スタッフは全てボランティアで活動している。今回は「船橋地区アマチュア人形劇連絡会」40周年記念行事の一環とするため、いつもより大勢のスタッフで臨むという。
16時開演。入場料は一般=2,500円、子ども(3歳以上中学生以下)=1,000円。先着150人で、当日券なし。申し込みと問い合わせは、佐藤さん(TEL 080-5445-8753)または宮本公民館まで。