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船橋の行田公園で「100キロリレーマラソン」 36チーム396人が疾走

会場でランナーたちが走る様子

会場でランナーたちが走る様子

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 船橋市の東武野田線塚田駅から10分ほど離れた住宅街にある千葉県立行田公園(船橋市行田2)で8月2日、「第24回100キロリレーマラソン大会」が行われた。主催は行田公園走友会。

応援に駆け付けたチーバ君

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 夏場の走り込み不足やランナーたちの触れ合いを目的としているため、速さを競うことはしない。事前に完走宣言タイムを申告し、そのタイムに近い時間でゴールしたチームが優勝というルールを採用。

 大会は、同園でランニングをしている同会メンバーの4、5人の仲間内で始めたという。回を重ねるごとに口コミなどで参加者が増え、今年は小学生3チーム31人を含む、全36チーム396人が大会に参加した。

 大会は7時にスタート。コースの周りには走る順番を待つ人々や、その家族などが集まり声援が響いた。11時ごろには千葉県のマスコットキャラクターチーバくんも応援に駆け付けた。

 6~8時間台で完走するチームがある中、5時間7分44秒という断トツの速さで100キロを走り切ったチームは「トルネードと海老川の力」。同チームの京極さんは「当初より走る人数が減り、一人一人の負担が増えてしまい、結果宣言タイムとは大幅にずれてしまった。トップでゴールをしても優勝には及ばない」と笑った。

 今年の上位3チームは以下の通り。1位=「ベイサイドW&R」宣言タイム7時間20分、 実績タイム7時間20分3秒(差3秒)、2位=「TFJC Bチーム」宣言タイム7時間20分、実績タイム7時間20分5秒(差5秒)、3位=「船橋サンデージョギングクラブ」 宣言タイム7時間18分、実績タイム7時間17分49秒(差11秒)。

 大会発足当初から参加しているという「船橋サンデージョギングクラブ」の鈴木邦子さんは「この場で知り合いに会えたりするのがうれしいし、楽しい。お祭りみたい」と話す。

 公共の公園を使用するため、実行委員会では通常の公園利用者や近隣住民への対応にも気を配る。「今年は再び市の後援を受け、警備員を配置して駐車場の混雑緩和や、警察は周辺をパトカーで巡回してくれている。大勢の人が集まるので毎年こうして開催できれば」と大会事務局長の小澤誠さんは話した。

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