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船橋・二宮神社で「下総三山七年祭り」小祭 大祭に先駆け地元のみで

大勢の見物客の中、二宮神社で見せ場を作るみこしの担ぎ手たち

大勢の見物客の中、二宮神社で見せ場を作るみこしの担ぎ手たち

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 二宮神社(船橋市三山5)で9月12日・13日、安産祈願と御礼の祭り「三山七年祭り」の小祭が開催される。

勢揃いで祭り参加者の行列が二宮神社に入るところ

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 七年祭りは、9つの神社が参加する安産祈願と安産御礼の祭り。千葉県の指定無形民俗文化財であり、1727年から丑(うし)年と未(ひつじ)年の6年ごとに行われている。数えで7年という理由と、縁起が良いとされる数字である7を取り上げ「七年祭り」と呼ばれている。

 その中で9月12日と13日に行う祭りを「小祭」と呼ぶ。12日は祭りの安全を祈願する「勢揃い(せいぞろい)」、13日はみこしをかつぐ「湯立祭(ゆだてさい)」を実施。大祭当日は裏方に回り、三山、藤崎、田喜野井の住民が主役となる2日間だ。

 「勢揃い式」では二宮神社の氏子たちが祭りの安全を祈願。夜はお笑い芸人の「U字工事」と「ニッチェ」、ものまねタレントの「坂本冬休み」によるステージが披露される。13日の「湯立祭」では、二宮神社の「寅待会(とらまちかい)」が三山の町内を練り歩き、夜は「二宮神社の神楽」が奉納される。

 大祭は10月末から始まる。二宮神社、八王子神社(船橋市)、子安神社、子守神社、三王代神社(千葉市花見川区)、菊田神社、大宮大原神社(習志野市)、時平神社、高津比咩神社(八千代市)の9つの神社が参加。10月31日には「禊式」、11月1日には「安産御礼大祭」、11月2日には「磯出式」が行われる。

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