船橋二和病院(船橋市二和東5、TEL 047-448-7111)の第2駐車場で8月22日、恒例の「ふたわ盆踊り大会」が行われた。
主催は、船橋二和病院、ふたわ診療所、二和ふれあいクリニック、健康友の会。地域住民や入院患者に楽しんでもらうことを趣旨とし、1992年から毎年開催している。
昨年は大雨の中開催したが、今年は天候に恵まれ人々の出足は好調。オープニングでは、「さくら太鼓」による勢いのある太鼓の音色が地域一帯に響き渡り、盆踊り大会の幕開けとなった。
盆踊りでは、会場中央に組まれた櫓(やぐら)の上からの和太鼓の音が響き、民謡同好会による「花笠(はながさ)音頭」などの歌声で会場は祭りのムード一色に。その後、「炭坑節」「きよしのズンドコ節」などを婦人会が中心となって踊った。
模擬店は、病院職員を中心に、患者やその家族、看護学生などもボランティアで参加。フランクフルト、ヨーヨー釣りなどのブースが並び、かき氷は小学生以下に無料で振る舞われ行列が途絶えなかった。
小学校低学年以下を対象としたジャンケン大会は、病院勤務の医師とジャンケンをし、勝った子どもも負けた子ども景品がもらえるため、ひときわにぎわいを見せた。
会場には、看護師などに車いすを押されて病室から出てきた入院患者が、一般客と共にお祭りを楽しんでいる姿も多く見られた。