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津田沼駅北口に房総の味覚集めた大衆バル 地産地消専門に

店主の三山さん

店主の三山さん

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 津田沼駅北口から幕張方面に向かう線路沿いにある「房総大衆バル ダッペヤ」(習志野市津田沼1、TEL 047-403-9771)がオープンから4カ月が経過した。

店内の様子

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 同じビルの1階でメキシコ風居酒屋「サンズダイナー」、3階で沖縄料理「はいさい」を運営するティーダカンパニーが手掛ける同店。以前、2階にあった「TAOS」を閉店して内装をリニューアルし、房総の味覚専門店として開いた。

 店主の三山さんは7年間沖縄に住み、千葉に帰ってきて5年ほど東金で生活していた。その際、「千葉県には魚も肉も野菜もコメもうまいものがいっぱいある。江戸時代には幕府に献上していたぐらいすごいものがあるのに、みんな意外に知らないのはもったいない」という思いに駆られたという。そこで、「気軽に千葉の良いものを紹介できるセレクトショップを作ってみよう」と決意した。

 コンセプトに合わせて内装もエージング加工を施した、房総の古民家風にアレンジ。店内中央のカウンターには、県内の蔵元「木戸泉」からもらい受けた酒だるのふたを再利用。入り口にはすりガラスの引き戸を採用し、廃材を使ってロフト部分も制作。フロア全体で10坪の店内に25席を配した。

 日本酒、焼酎は県内の蔵元から取り寄せ、梨のワイン(鎌ヶ谷市)やしょうゆサイダーなどもそろえる幅広いラインアップ。フードメニューにも鮮魚のなめろう(480円)や銚子しらす丼(380円)、ながらみ貝(680円)、はまぐりのつかみ取り(1,500円)、房総のくじらを使った料理などの海鮮から、横芝の豚を使った房総トンテキ(1,200円)、横芝もつ煮(680円)まで房総の食を豊富にそろえる。

 シェフの清家崇さんがイタリアンの経験を持つことから、本日のカルパッチョorさしみ(580円~)などの和伊コラボの料理もメニューに加えている。

 営業時間は17時~24時。

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