船橋東高校(船橋市芝山2)で9月13日、「飛翔(ひしょう)祭」文化の部一般公開が行われた。
3年生8クラスによる演劇発表、フォークロック部や吹奏楽部の演奏、書道部の書道パフォーマンスや水泳部の男子シンクロナイズドスイミングなどが披露された。
中でもシンクロナイズドスイミング「ウォーターポロボーイズ2015」には多くの人が押し寄せ、上演時間前から行列ができるほどだった。メンバーは普段、水球を主体に活動し、シンクロも初めは部内だけで披露していたが、文化祭の演目として6年前から行っている。「部員7人にマネジャー2人、少ない人数でとても心配だった」とマネジャーは話す。
曲決めや振り付け、演出も自分たちで考え練習を重ねてきた。大切にしているのは、動きを合わせること、声を上げて盛り上げることだという。大きな拍手と手拍子が送られる中、音楽に合わせダンスを踊り、水中でフォーメーションを次々と変え会場を沸かせた。最後にやぐらを組み上げ、最上段の生徒が手を広げると大きな歓声が上がった。「無事にやぐらができてほっとした」と部長の飯村さん。
3年生の演劇はどの教室も行列ができ、飲食は完売の張り紙が目立った。調理室から盛り付けたカレーを忙しそうに運ぶ姿もたびたび見られた。体育館では書道部が「書道ガールズ2015」を披露。軽快な音楽の中で書き上げた作品を掲げると、大きな拍手が送られた。