東武百貨店船橋店(船橋市本町7、TEL 047-425-2211)内の12店舗で現在、和洋女子大学の学生とレストラン街・喫茶の料理長がコラボした「グッドバランスメニュー」が提供されている。
メニューは「バランスのとれた食事」をテーマに考案したもの。管理栄養士を目指す家政学群健康栄養学類3年生の女子学生24人の斬新なアイデアと、各店料理長の経験・テクニックがコラボし、旬の食材を取り入れたセットメニューを開発した。
2012年秋に始まった同イベントは同百貨店の人気企画となり、8回目となる今回は過去最多の12店舗で展開。
参加店は、3階「スワニー」、4階「フラッグスカフェ」、5階「カフェカッチーヌ」、6階「カフェドあいどる」、7階「不二家レストラン」「いなば和幸」「青葉」「ダッキーダックキッチン」「銀座ハゲ天」「南翔饅頭店」「上野精養軒」「旬膳田や」。
学生を指導している同大の登坂三紀夫准教授は「幅広い年齢層に受け入れられるメニューを考案することは勉強になる。自分たちの作ったメニューについてプレゼンテーションするのもとてもいい経験。学生たちは真剣に取り組みアイデアも豊富で感心した」と話す。
「青葉」のメニュー開発に携わった吉田緑さんと山崎遙さんは「これは野菜の1日摂取量の3分の1の量をとることができるメニュー。ノリとゴマ油が食欲をそそる」と紹介。「上野精養軒」の「秋を感じる欲張りプレート」を考案した伊藤桃世さんと浅見紗羅さんは「幅広い年齢層の方が店を利用するので、試行錯誤しながらメニュー作りをした。塩分量にも気を付け、見た目も彩り良くした」と感想を話す。
11月11日まで。