JR東日本千葉支社(千葉市中央区)は4月1日、総武線下総中山駅と西船橋駅間の高架下に子育て支援と高齢者福祉の複合施設「COTONIOR(コトニア)西船橋」(船橋市東中山1)を開設する。
JR東日本グループでは、子育て支援を通じた沿線の活性化事業「ハッピーチャイルドプロジェクト」を推進し、1996年に東京・国分寺市に初めて保育園を開設。現在80カ所以上の子育て支援施設を展開し、千葉支社管内では、11カ所に上る。
さらに、認可保育所と高齢者福祉施設が一体に整備した複合施設も推進、2013年4月には第1弾となる「コトニア吉祥寺」を開設した。千葉支社の管内では今回が初めての開設となる。「千葉県内でも船橋市は子育て支援施設のニーズが非常に高いエリア。ニーズの高い場所が優先して選ばれた」と千葉支社広報担当者。
建物は地上1階建て、建物面積は約218坪。うち約163坪を子育て支援施設に充て、残り約55坪を高齢者福祉施設としている。両施設を仕切り扉でつなぎ、相互に行き来できるようにし、さまざまな世代の人が交流できるプログラムを行う予定だ。
子育て支援施設の名称は「グローバルキッズ コトニア西船橋(仮称)」。運営主体は都内を中心に子育て支援施設を運営するグローバルキッズ(千代田区)に委託する。保育受け入れの定員は90人、受け入れ年齢は生後57日から就学前(5歳児)まで。
高齢者福祉施設の名称は「フットネスデイLispoα(リスポ アルファ) コトニア西船橋店(仮称)」。運営主体は、幅広い世代を対象にしたス ポーツ施設を展開している東京アスレティッククラブ(中野区)に委託し、通所型の介護施設と中高齢者向けのジムとなる予定。
保育園への受け入れ、入所申し込みに関する問い合わせは、船橋市子育て支援部保育認定課(TEL 047-436-2330)まで。