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船橋で子どもフェスティバル 職業紹介の「こどもハローワーク」も

看護師の仕事を紹介した菊地さん

看護師の仕事を紹介した菊地さん

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 人口の急増する船橋市西部エリアを統括する「西部公民館」(船橋市本中山1)で3月5日、「子どもフェスティバル」が行われた。

パン教室Natural baking主宰の小林清子さん

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 同イベントは、本中山児童ホームと西部公民館、西部公民館子どもフェスティバル実行委員会の共催事業。舞台発表や作品の展示、体験コーナーや模擬店の出店、人形劇団「ぐるーぷ・あ」や、お話し会「かえる文庫」の公演、葛飾中学校管弦楽部の演奏などが披露された。

 当日は、西部公民館地区内で昨年秋から毎月開催されている「こどもハローワーク」も実施した。内容は、大人が子どもたちに自分の仕事を分かりやすく紹介するもの。

 今回講師を務めたのは、船橋市役所秘書課の宮内大史郎さん、三ツ星お米マイスターで藤井商店代表の藤井忠広さん、小児救急看護認定看護師の菊地良実さん、パン教室Natural baking主宰の小林清子さんの4人。

 菊地さんはスライドを活用し、看護師の仕事内容を写真と言葉で紹介。実際の現場で使う注射器や点滴を子どもたちに触れさせ、子どもたちの関心を引いた。聴診器を実際に使って友達の心臓の鼓動を聞かせ命の大切さを伝え、仕事のやりがいを話した。

 「子どもたちに触れ、実際の反応を見ながら自分の仕事を説明するという作業は私たちにとっても貴重な機会。勉強になった」と菊地さん。

 延べ100人以上が「こどもハローワーク」に参加。小学4年生の女子児童は「いろいろな仕事があって、話を聞けて楽しかった。将来なりたい仕事が変わった」と感想を話した。

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