船橋駅南口から京成船橋駅に向かう繁華街に3月7日、船橋市内では珍しいメキシコ料理の専門店「大衆メキシカンRICO」(船橋市本町1、TEL 047-405-2525)がオープンした。
同店は船橋駅近くでアジアンバル「SAHARA」を展開するフォーモーション(みやぎ台2)が、市内2号店目として出店したもの。店舗面積は約23坪。店内はオープンキッチンを中央に配し、カウンター席含め52席を用意する。
内装は、SAHARAの通常営業が終わってから毎日朝までかけ、牧さんをはじめスタッフが手作業で行ってきた。メキシコらしさを出すために壁を赤と黄色に塗装、カウンターやロゴの焼き印が押されたテーブルの天板なども全て手作り。
「丸の内や銀座、渋谷で多くのメキシカン専門店が出店したこともあり、飲食業界内では『メキシコ元年』と言われている」と、同社取締役の牧紀孝さん(37)。「都内で人気のメキシコ料理を、居酒屋感覚で食べてもらえる店として船橋にも出したかった」と話す。
メキシコ料理特有のトウモロコシや豆を使ったメルシーなフードメニューに、なじみのある「タコス」やチキンを丸々焼いた「ロテサリーチキン」といったフードをメーンに据える。
ドリンクはテキーラを15種、メキシコビールを4種そろえるほか、メキシコ料理専門店には珍しくサワーやハイボールも用意し、居酒屋のように気軽に利用できる店を目指している。生ビール(490円)にはムーチョサイズ(プラス300円)も用意するほか、ウイスキーの代わりにアーモンドテキーラとレモンをソーダで割った「RICOハイボール」などオリジナルも提供する。
営業時間は、11時~14時、17時~24時30分。