船橋駅南口の本町通りで5月14日、本町通り商店街振興組合が主催する「きらきら春の夢ひろば」が開かれ、「ふなわっか(アート&クラフト市)」が初出店した。
同イベントは「きらきら秋の夢ひろば」と毎年2回、本町通り商店街振興組合や市民団体とNPO団体が共に開催している地域活性化イベント。毎年恒例の舞浜のテーマパークチケットが当たるクイズラリーや、船橋小学校音楽クラブ・宮中管弦楽部・おひさまバンドなどの音楽ステージ、地元野菜の販売や模擬店、フェースペインティングなど多彩な内容を用意し、多くの家族連れが来場した。
「ふなわっか(アート&クラフト市)」は、船橋の「海」と暮らしを楽しく彩る「ものづくり」をしている人たちの存在をつなげ、「もっと豊かに、もっと楽しく暮らしていく」ことをモットーに活動。今回は、船橋にゆかりのあるクラフト作家の作品展示や交流、情報発信などを目的に出店した。
中でも、高さ2メートル以上ある展示作品「缶響造形」のあるブースでは多くの来場者が足を止めた。同作品は船橋在住の津田のぼるさんによる、空き缶や王冠を使用した造形アート。子どもたちが興味深そうにのぞきこみ、「何の形かな」「何でできているのかな」と話していた。
そのほか、船橋にゆかりのある作家8組が革製品や手作りアクセサリー、スイーツデコなどの展示・販売も行った。
「今回は芝山高校の学生も初参加で、熊本地震の募金活動も行った。風は強いが天気にも恵まれたので、皆さんに楽しんでもらえたのでは」と本町通り商店街振興組合理事長の森田雅巳さん。