船橋市内に本拠地を構えるラグビートップリーグのクボタスピアーズ(船橋市栄町2)と船橋市が6月18日、相互連携・支援協力に関する協定を締結した。
船橋市によると、クボタスピアーズはこれまでも青少年の健全育成や学校教育への協力、市民まつりなど市事業への積極関与などで貢献は大きかったという。宮本小学校、金杉台小学校、田喜野井小学校、中野木小学校、高根小学校などでラグビー教室の活動実績もある。
今回の協定締結では、相互に連携支援する内容を確認、互いにサインした。船橋市側はクボタスピアーズのPR、応援活動等の支援協力、地域貢献活動への支援協力、市民との交流などを約束。一方のクボタスピアーズ側は、市の活性化、市民のスポーツ活動、青少年の健全育成、その他の地域貢献活動などの支援協力などを盛り込んだ。
協定の有効期間は1年間、満了1カ月前までに双方から申し出がない場合には同条件で1年間更新する。
「2016クボタスピアーズラグビーフェスティバル」内で開かれた調印式には、船橋市側から松戸徹市長、黒田忠司副市長、山崎健二副市長、松本文化教育長、市ラグビー協会の小石会長、クボタ側から、松木弘志部長、奥野工場長、近藤人事部長、石川充ゼネラルマネジャー、ルディケ・フランヘッドコーチが出席。松戸市長と松木部長の調印を見守った。
具体的な行動として、クボタスピアーズは21日14時~15時(予定)に「スコットランド代表選手によるラグビークリニック」を実施。船橋市は、市内の公共施設へポスターを掲示し、広報ふなばしなどで試合日程などを周知するほか、スピアーズグッズをふるさと納税の特典に加えるという。