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船橋「海旬まぐろ市」がリニューアル 裏メニューのしゃぶしゃぶも定番に

入り口に立つ店主の古屋俊一さん

入り口に立つ店主の古屋俊一さん

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 船橋・本町通りスクランブル交差点近くにある「海旬まぐろ市」(船橋市本町4、TEL 047-411-1096)が9月6日、リニューアルした。

店内の様子

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 店舗面積は20坪。席数は、5人掛けテーブル4卓と、6人掛けテーブル2卓の個室にカウンター3席を合わせて35席。

 店主の古屋俊一さん(44)は市川生まれの船橋育ち。都内のホテルや山梨の結婚式場などで料理人として働いた後、2011年に同店を開いた。「4年半、お客さまもスタッフもよく我慢してくれた。スタッフの働きやすさや来店客の暑さをしのぐためリニューアルした」と話す古屋さん。

 開店当初は刺し身やマグロ料理をメインにしていたが、「捨ててしまうのはもったいないから」と、刺し身のつまを大根からネギに変え、そのネギを、マグロ節を使った特製のダシでしゃぶしゃぶして食べるメニューを始めたという。その後、「お客さんから肉はないの?と聞かれて出すようになった」という。今回のリニューアルに合わせ、裏メニューだった「しゃぶしゃぶ」を通常メニューに加えた。

 しゃぶしゃぶは通常の「しゃぶしゃぶ」と肉を特製ダシにくぐらせ卵に絡めてすき焼きのようにして食べる「しゃぶすき」があり、「刺し身を頼めばしゃぶしゃぶできると、それを楽しみにくるお客さんが増えた」と古屋さん。「しゃぶしゃぶの締めにはそばとうどんとラーメンを用意しているが、「7割がそばを選ぶ。2番目はラーメン」という。

 当初はコンロなどを使う予定がなかったことから、換気や通気の面でエアコンも効きにくい状況になっていた。そこで今回エアコンを増やし空調関係を整えたという。

 「接待利用のお客さんも多く、個室はないかと聞かれることが増えたので個室を作り、ロールスクリーンで間仕切りもできるようにした」。貸し切りの際、注文があればマグロの解体ショーも行うという。

 営業時間は11時~14時30分、17時~23時30分。日曜定休(月曜が祝日の際は月曜が休み)。宴会コースは10人から。

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