「ららぽーとTOKYO-BAY」と並んでベイエリアの大型商業施設群の一角にある「ビビット南船橋」(船橋市浜町2)に10月13日、県最大級の「ファッションセンターしまむら」が開店し、同施設の大規模リニューアルがほぼ終わった。
投資会社キャピタランド・モール・ジャパンが所有する同施設。2004年12月に「ビビットスクエア」の名前で開設。2007年に大幅改築、2010年にテナントが大きく入れ替わるリニューアルが行われ、2012年に「ビビット南船橋」に施設名を変更した。延べ床面積は9万8000平方メートル。駐車場台数は1340台。
「ファッションセンターしまむら」の店舗面積は1400平方メートルで、約5万点の商品をそろえ県内では最大級の売り場面積の店舗となる。7月に「ニトリ」、9月に「大塚家具」と立て続けに家具販売の大型店が開店。今回の「しまむら」で館内の空きテナントはほぼ埋まったという。
今回のリニューアルに合わせ、1階のステージ上にNHKニュースや館内のテナント情報を配信するほか、15分周期で子ども向けの体感ゲームに切り替わるなど多数の用途で利用できる大型ビジョンを設置した。
大型テナントや家具店の入居から車での利用が増えることを予想し、駐車場もリニューアル。各フロアにイメージカラーを設定し、これに合わせた色で駐車場を塗り分けることで利用者が迷わず車にたどり着ける工夫を施す。
今後は2階フードコートに「はなまるうどん」、1階に「蒙古タンメン」が出店。年内いっぱいを目安に子育てママが子どもを預ける施設の横で働ける新業態「ママスクエア」が県内初オープンする見込みだ。