船橋市地方卸売市場(船橋市市場1)で1月5日、2017年の仕事始めとなる最初の競り「初競り」が行われ、多くの買参人が年始のあいさつとともに初競りに臨んだ。
同市場は1月5日が仕事始めとなり、場内の各企業でもこの日が仕事始めとなった。早朝5時台にマグロの競りを水産仲卸の売り場で、7時から青果仲卸の売り場で今年最初の競りが行われた。
同市場青果仲卸で働く浅沼仁さんは「今年は初値は例年並み。少し葉物が多いように見える」と初荷の状況を分析する。
この日は市場の初競りとあって松戸徹船橋市長も訪れ競りの様子を見守った。「4月1日に市政80周年を迎える今年。活力がみなぎっているのを感じる。大消費地を背後に抱える市場としてこの市場がますます発展するよう、より一層取り組む」とあいさつした。
続いて、「今年は丁酉(ひのととり)で60年に一度の商売繁盛の年。新しいことを考えてチャレンジしていきたい」と、船橋市場青果荷受会社の長印船橋青果の和田孝久社長があいさつすると、船橋青果商業協同組合の河合努理事長の掛け声で三本締めの手打ちを行い2017年の初競りが始まった。