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船橋市場に情報発信・交流拠点「市場カフェ」 地域情報誌「MyFuna」が運営

店内の様子

店内の様子

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 船橋市地方卸売市場(船橋市市場1)内に12月12日、船橋市場の情報発信や地域人材の交流拠点となる「市場カフェ」(TEL 047-409-1877)がグランドオープンした。

内覧会の様子

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 運営するのは、船橋市内で唯一毎月発行するマガジンタイプの情報誌「ふなばし再発見マガジン!! MyFuna」編集部とその関連各社。同スペースが目指すのは、船橋市場の情報発信拠点としての「インフォメーションセンター」。船橋市に特化し10年近く地域情報誌を発行してきた経験から船橋市の情報も併せて発信する。

 さらに、これまで取材してきた中で出会った地域の人材が交流できる拠点として、フリースペースとしての場所貸し、ワークショップや交流会の開催、勉強会などの運営も行っていく予定。これまでプレオープンとして試験的に毎朝6時に開店、14時まで営業しニーズを探ってきたという。

 同店では、船橋市場の案内や船橋の情報発信のほか、市場を利用する人たちに向けて、ひきたてコーヒーのハンドドリップコーヒーや焼きたてパンなども販売する。

 店の内外装を「昭和レトロ」「ダサかっこいい」「野暮ったいけど、どことなくかっこいい」「男性らしさのかっこよさ」などでコンセプトをまとめ、市場の廃材をふんだんに使用。カフェカウンターの飾りや店舗外装にはリンゴの木箱に焼き目を付けたものを、植木鉢や荷物置きには「カタヌキ」の木箱を、ウッドデッキには青果のパレットやつくだ煮問屋の縁台など使う。

 15時~17時、17時~19時には時間帯ごとのイベントを予定。12月1日には同社スタッフとして働く制度「市民ライター」を希望する人のための「未経験でもブランクあっても大丈夫!MyFuna初級ライター講座」を開いた。

 今後も、「MyFunaボランティア交流会」「フリーランス交流会」などの交流会を軸に、地域で活躍する作家や起業家、経営者、プチ起業ママらと連携してワークショップや勉強会を開いていく予定。

 12月11日には、関係者向けの内覧会も行った。「船橋市場にとってなくてはならない、船橋市に必要な施設になれるように頑張りたい。年末に向けて船橋市場で買い物をされる皆さまが笑顔で満足して帰路につけるよう、コーヒーや市場のインフォメーションだけでなくワークショップやイベントなどさまざまな企画も用意していく」とマスター兼MyFuna編集長の山崎健太朗さんは意気込む。

 営業時間は6時~14時(12月)。水曜・日曜定休(市場の休みに準じる)。6時~8時の時間帯はMyFuna編集長がハンドドリップコーヒーを入れる。

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