陸上自衛隊習志野駐屯地(船橋市薬円台)の演習場で1月8日、「降下訓練始め」と題し、年明け初となる降下訓練が一般公開される。
訓練場は第1空挺(くうてい)団が日々訓練を重ねている場所で、同所が一般開放されるのは「降下訓練始め」「駐屯地桜まつり」「駐屯地納涼夏祭り」の3回のみ。「降下訓練始め」は1969(昭和44)年から開いており、1年間の降下訓練の安全を祈り「開傘祈願祭」として部隊内で行われている。一般公開は1974(昭和49)年に始まった。
これまでは降下訓練の見学だけでなく装備品も展示していたが、今年は展示を行わない。新たな試みとして、当日の訓練始めの様子を「ニコニコ生放送」でライブ配信する予定。
当日の訓練時間は11時~12時。演習場は8時30分~14時に開放しているが、入場できるのは12時まで。敷地内には模擬売店も並ぶほか、習志野駐屯地のマスコットキャラクター「パックさんA子」も登場予定。
駐車場は数に限りがあるため、公共機関での来場を呼び掛けている。天候により、訓練の一部、または全てを中止する場合もある。その場合は、当日、習志野駐屯地のホームページで知らせる。