2017年4月からの法人化を目指し自主運営の道を模索している船橋市観光協会が12月17日、ららぽーとTOKYO-BAY(船橋市浜町2)内に事務局(TEL 047-404-2215)を開設した。
船橋市は観光の最盛期に船橋ヘルスセンターや、人工スキー場のSSAWS(ザウス)など県内外からも多くの観光客を誘致する目玉施設があったため、大いににぎわいを見せていた。
近年は、都市型レジャーの代表格とされる「ショッピング」の施設としてららぽーとTOKYO-BAY、公営ギャンブル施設として中山競馬場(古作1)、船橋競馬場(若松1)、先日廃止になった船橋オートレース場(浜町2)などの大型施設に加え、都市公園のふなばしアンデルセン公園(金堀町)などが注目を集めている。
こうしたことを背景に自立運営可能な法人化を目指す協会は昨年9月、事務局長を公募。市民19人の応募者から栗田文彦さん(35)を選出、観光協会事務局長に任命した。同時に、ららぽーとTOKYO-BAY内に事務局設置にも動いており、今回念願かなって事務局開設にこぎ着けた。
事務局に通じる通路には、海老川やクボタスピアーズ、千葉ジェッツなど船橋の観光をPRするイラストが描かれており、トイレや喫煙所に向かう一般客も目をとめ、足をとめる仕掛けを施す。
施設面積は約10坪。栗田事務局長と2人の観光協会スタッフが常駐し、船橋の魅力を紹介するほか、これまで船橋市商工振興課の窓口で販売していた「ばか面」も販売。船橋セレクションも常設販売する。
開設時間は10時~18時。定休日はららぽーとTOKYO-BAYに準じる。