ベジタリアンと猫好きのための店「菜食Cafe はっちとみつ」(船橋市夏見3、TEL 047-424-8442)が4月7日、船橋・夏見にオープンした。
店主の清水真由美さんはNPO法人「ふなばし地域ねこ活動(通称ふなねこ)」理事長や「千葉県地域ねこ活動連絡協議会」の会長も務める菜食主義者。自宅をリフォームして同店のオープンに至ったが、「地域の人たちに地域猫活動について啓発しながら、菜食主義のカフェという、集える場所をつくりたいと思って始めた」と話す。
清水さんは自宅で犬1匹と猫3匹を飼っている。店名の「はっち」はその犬の名前で、「みつ」はドイツ語で猫をあやすときに使う言葉が「ミツ」ということからきているという。
店舗面積は6坪。4人掛けテーブル2卓、2人掛けテーブル1卓がある。動物がいるため、キッチンは完全独立型にし、動物取扱業の資格も取得したという。
同居する清水さんの母親が野良猫(地域猫)に餌をあげたことがきっかけで、地域猫活動に足を踏み入れた。
メニューには肉、魚、牛乳、卵、白糖、蜂蜜は使わない。ランチメニューは「大豆ミートから揚げ」「ひじきおからコロッケ」(それぞれ、五穀米ご飯・小鉢・スープ付き)、「トマトと豆のカレー」(サラダ・小鉢・スープ付き)(以上1,100円)。セットドリンクやセットデザートがある。
ドリンクはコーヒー、紅茶、ハーブティー(以上350円)、健康志向の「健康黒酢ゆずジュース」「豆乳バナナスムージー」(以上450円)、夏季限定の自家製梅ジュース(400円)などソフトドリンクから、ビールやグラスワイン(以上480円)、ノンアルコール(400円)のアルコールも用意する。
デザート類には「チアシードたっぷりのココナッツプリン」「濃厚アボガドチョコムース」(以上450円)などがあり、コーヒーや紅茶セットもある。
来店するのは地域猫活動をしている仲間がほとんどというが、「仕入れ先として農家さんとも直にやりとりできるようにつながりたいし、近所の方にも浸透してかわいがってもらえるような場所にもしていきたい」と清水さん。「犬や猫の相談事、地域猫の問題など、困ったことがあれば連絡してきてほしい」とも。
営業日は水曜~日曜で、営業時間は11時~17時。「ふなねこ」のイベント時は休み(フェイスブックで告知)。駐車場1台。犬や猫にアレルギーのある人、乳幼児、ペット同伴は入店不可。