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米最大級キャンピングカーレンタル企業、船橋営業所始動へ インバウンド需要も

キャンピングカーの前に立つ武原さんと伊藤さん

キャンピングカーの前に立つ武原さんと伊藤さん

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アメリカ最大級のキャンピングカーレンタル企業「エルモンテRV」社が6月14日、市内芝山の「スズキオート京葉」(船橋市芝山2、TEL 047-404-1583、5月23日より開通)敷地内に船橋営業所を設置し、営業を開始する。

車内の様子(関連画像)

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 エルモンテRVはロサンゼルス郊外のエルモンテ市で1970(昭和45)年創業。全米に30カ所の営業所・支店を展開し、約2000台のキャンピングカーを所持している。日本語マニュアルの整備やロサンゼルス支店には日本人スタッフも常駐するなど、日本からの渡航者対策も進められている。

 エルモンテRVジャパンは、米エルモンテRV社の国内唯一総代理店として創業。オンライン旅行事業、訪日旅行事業、ITオフシェア開発事業などで業容を拡大してきた東証一部上場企業のエボラブルアジアが100パーセント出資する子会社。アウトドアツアーやイベントの開催などを生業とするため、社長の武原等さんが昔からの仲間と3人で創業した。

 今回、船橋市に国内最初の営業所を構えることにした決め手は、「羽田空港からも成田空港からも同じくらいの中間地点で、交通の便が良く、市内をたくさんの鉄道やバス路線が走っているから」と創業メンバーの一人、伊藤俊明さん。

 同社が取り扱うキャンピングカーはトヨタ社製のダイナをはじめとした3車種15台を考えているという。内装は、全車種ともにほぼ変わらない。全て普通免許で運転できるサイズで、車検も普通車として通過している。高さ296センチ、車長499センチと普通乗用車よりも大きめだが、コインパーキングにも駐車可能なサイズ(一部、狭い駐車場ではドアの開閉が困難な場合もあり)。

 営業所の業務としてはレンタカーの受け渡し業務、両替業務など。キャンピングカーを利用する旅行者の各種サポート業務も行う。予約の受付業務はすべて本社のコールセンターで行い、旅先でのオートキャンプ生活を充実させるアプリの開発も急ピッチで進めているという。

 「日本のキャンピングカーというのはこれから伸びるとてもニッチな市場。2020年に向けてインバウンド対策としても注目されている」と伊藤さん。海外への旅行者のキャンピングカー手配という米エルモンテRV社の代理店業務も継続して行う。

 6月14日の開店に向けて順次車両が納車されてくるが、体験プランなども現在検討中だという。営業時間は8時~22時。

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