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船橋の老舗フラワーショップ「花源」がリニューアル 開放的な店内に

店舗外観

店舗外観

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 京成西船駅から徒歩1分のフラワーショップ「フローリスト 花源」(船橋市印内1、TEL 047-431-5246)が3月13日、リニューアルオープンして2カ月が経過した。

店内の様子(関連画像)

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 同店の現社長は、生まれも育ちも船橋市印内の田島直人さん(57)。創業は1959(昭和34)年の春。代々農家だった田島さんの祖父が西船橋駅前で不動産業を始め、父親の田島源(はじめ)さんが管轄内の土地に同店をオープンしたことが始まり。店名は、田島さん一家の屋号である「源」と、創業者の源さんの名前にあやかり「花源」と名付けたという。「この辺りはもともと農家だった。近隣に田島という名字は多く、屋号が『源』だったことから、花を扱う源ということで名付けたと記憶している」と田島さん。

 その後、母屋である印内の同所に本店を移転。西船橋駅前の花源は、田島さんの叔父に譲り、1972(昭和47)年に「フローリスト花しま」(船橋市西船4、TEL 047-433-1187)として創業、現在も姉妹店として営業している。

 今回のリニューアルの経緯は、船橋市の道路拡張工事によるものだという。店舗面積を縮小し、昨年から工事を行った。「知り合いの設計士に、以前よりも店舗面積が縮小するので、開放的な店内にしたいと告げ、後はお任せでお願いした。古民家の設計を得意としていた人で、天井部分にはりを施すという凝った設計にしてもらえた。ところがそのはりが何本か足りなくなり、国内では賄われず、海外から仕入れることになり、年末の工事は一カ月延びた。工事の人数を倍に増やし大急ぎで行った」と当時を振り返る田島さん。

 リニューアルした店内は約32坪。木造ベースの温かみを感じる店内には、バラ、カーネーション、ユリ、洋蘭と季節の花、観葉植物など常時30~40種類を用意。母の日、父の日、お盆、お彼岸などの行事前には、60~80種類をそろえて、スタッフも増員し対応している。生花は、毎週月曜と木曜に、近隣で一番生花を取り扱っている東京都中央卸売市場葛西市場(東京都江戸川区)、大田市場(東京都大田区)などから、創業当時から何十年にもわたり築き上げていた人脈のもと、仕入れているという。

 営業時間は9時~19時(日曜・祝日は18時まで)。定休日は1月1日~3日。駐車場5~6台。 

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