船橋・三山央町通商店街の写真専門店「カメラの銀映堂」(船橋市三山6、TEL 047-478-9980)が7月上旬から8月中旬にかけて、小学生を対象に「夏休み子どもカメラマン講座」を開く。
講座は使い捨てフィルムカメラ「写ルンです」を使ったもので、夏休みの最初に子どもたちに「写ルンです」を配布。夏休み中を通じて一夏の思い出を撮影させ、新学期前に写真を現像、各自が選んだ一枚で競い合う。
使い捨てカメラは、その多くがピント合わせ不要なのでピンボケは心配ない。「どんな写真が撮れているか分からず、夏休みを通じてフィルムの枚数しか撮影できない。子どもたちは一度しかない今年の夏休みを選りすぐりのシーンを悩み抜いて切り取ってくるはず」と店主の佐藤英樹さんは楽しそうに話す。
同店は英樹さんが二代目の経営者。フィルムカメラ全盛の時代から三山周辺地区のカメラ文化を支えてきたという自負がある。「デジタル化が進む中で少しでも子どもたちに写真の楽しさを知ってもらえたら」と毎年同様の企画を実施してきた。
今年は希望者の中から限定で現像体験「プリントをやってみよう」も実施。実際の現像機に触れ、フィルムを現像する経験も提供するという。
参加費は2,000円で、定員は10人。子どもたちが撮影し、自分で選んだ写真は2Lサイズに現像し、店内に一定期間展示する。
営業時間は9時~19時30分。日曜定休。