船橋を中心に習志野市、鎌ケ谷市、松戸市を走る新京成電鉄は8月1日から、三咲駅を「みさっきー駅」として装飾、ファンや地域住民へふなっしーの地上降臨5周年と新京成開業70周年の節目をアピールする。
同駅は船橋市の梨生産者が集中しているエリアであることから、ふなっしーファンの間では、「梨の聖地」と呼ばれることもある。生産者の組合「JAいちかわ」の下部組織として二和三咲地域に特化した組合があるなど市内でも梨生産が盛んだ。
新京成電鉄では梨の産地に最も近い同駅をふなっしーとコラボさせたいという念願があったという。今回、駅の休憩スペースを「ふなっしー部屋」として解放。等身大のふなっしー装飾と記念撮影ができるスポットなども設けた。
「みさき」の響きと「ふなっしー」の響きが似ているという声から、駅名を「みさっきー」と改名した駅名プレートなどを制作。駅構内をふなっしーで飾り立てている。駅看板にはふなっしーのイラストを入れ、アナウンスを不定期にふなっしーの声に変えるなど、構内はふなっしー一色に染まっている。
7月から始まっているラッピング電車「ふなっしートレイン」と「スタンプラリー」に合わせ、「SNS」で発信したくなる装飾にもこだわっているという。
9月30日まで。